2022年01月15日

エントランスアプローチにはレンガおすすめ!押さえておきたいポイントを紹介

エントランスは住宅の顔とも言える場所です。家の第一印象にも大きな影響を与えるため、おしゃれなエントランスアプローチを構築しましょう。今回の記事では、エントランスアプローチを設計する際に押さえておきたいポイントを紹介します。

 

1. エントランスアプローチを設計するときに押さえておきたいポイント

エントランスアプローチを設計するときには、デザイン、プライバシー、防犯を意識しましょう。ここでは、それぞれのポイントを解説します。

1-1. デザイン

エントランスアプローチを設計する場合、飽きの来ないデザインにするのがよいでしょう。おしゃれなデザインにするのもよいのですが、個性が強すぎると使いにくく感じるからです。

アプローチの幅は1.2mがおすすめです。0.6mの幅があればストレスを感じずに利用できますが、傘をさしたり自転車を押したりすることを考慮するなら広めに取るのがよいでしょう。

エントランスアプローチの色を決める際には、住宅の外壁や屋根、外構の色に合わせるのがおすすめです。多くの色を使うと、まとまりのない雰囲気になってしまうので注意しましょう。

1-2. プライバシー

エントランスアプローチを設計する際には、外からの見えにくさを意識するとよいでしょう。たとえば、門から玄関までのアプローチを直線で設計してしまうと、門から玄関の様子が分かってしまいます。一方で玄関と門の位置をずらせば、玄関が見えにくくなるのでプライバシーが保たれます。

門と玄関の位置が決まっている場合には、アプローチを曲線にするとよいでしょう。植栽を置けばプライバシーが保たれますし、空間の広がりや玄関の奥行きを感じられます。

1-3. 防犯

エントランスアプローチを設計する際には防犯も考慮に入れます。樹木、塀、柵などを設置し過ぎると、住人には見えにくいデッドスペースが生まれてしまいます。プライバシーと防犯のバランスを考えながらエントランスアプローチを設計しましょう。

プライバシーを守りながら防犯性を高める方法として、センサーライトの設置があります。玄関付近に取り付ければ、侵入しにくくなるので防犯性がアップします。

 

2. エントランスアプローチで使用する素材

エントランスアプローチを設計する際には素材も慎重に選びましょう。ここでは、エントランスアプローチで使用する主な素材の特徴を紹介します。

2-1. エントランスアプローチで使用する素材

エントランスアプローチの素材を選ぶときには、利便性を考慮しましょう。水や汚れに強い素材を選ぶと、玄関が汚れにくくなるという効果が得られます。エントランスアプローチで使用する主な素材は以下の通りです。

・コンクリート枕木
・自然石
・木製枕木
・洗い出し
・木製タイル
・インターロッキング舗装
・レンガ

インターロッキング舗装とは道路の歩道、駅や公園の公共スペースなどで使われるコンクリート製のブロックのことです。上記のうち自然石、インターロッキング舗装、レンガは水や汚れに強く、デザイン性に優れています。

一方で、木製枕木についてはシロアリや腐朽防止の措置をとらなければなりません。素材によって特徴が異なるため、慎重に選ぶのがよいでしょう。

2-2. デザインや利便性にこだわるならレンガがおすすめ

エントランスアプローチにはさまざまな素材が使われていますが、デザインや利便性を重視するならレンガがおすすめです。色や大きさはレンガごとに異なり、並べ方を工夫すればおしゃれでスタイリッシュなデザインに仕上がります。また、レンガは水を吸収するため、雨や雪の日でも滑る心配がありません。

 

3. レンガを使用する際の主な流れ

レンガをエントランスアプローチに取り入れたいものの、どのような流れで使用すればよいのか分からないという方もいるのではないでしょうか。ここでは、3つの工程に分けてレンガを使用する際の流れを紹介します。

3-1. 地面を掘って転圧する

レンガを敷く際にはレンガと下地の厚みを考慮しなければなりません。アプローチの面が平らになるように、しっかりと地面を掘っておきましょう。

良質な土を敷いていた場合には比較的簡単に掘り起こせますが、場合によってはコンクリートや建築廃材などが混ざっていることがあるので注意しましょう。

土を掘ったら平らになるように転圧をします。一般的には機械やタコと呼ばれる道具を使って面を平らにします。転圧は仕上がりにも関わるため、丁寧に作業しましょう。

3-2. 敷き砂をしてからレンガを置く

転圧をしたら敷き砂をして土台を作ります。状況によっては敷き砂の前に防草シートを敷くこともあります。敷き砂をしたらレベルを使って確認しましょう。水平でないときは、砂を足して水平の状態に直します。

敷き砂が終わったらレンガを敷きます。レンガの敷き方にはランニングボンド、ヘリンボーン、バスケットウィーブなどがあるため、好みのデザインを決めておくのがよいでしょう。

3-3. 目地砂を入れる

レンガを置いたら、水平状態を再度確認します。レンガを水平の状態で敷いたら、最後に目地砂を入れましょう。目地砂を入れたらホウキで丁寧に掃きます。最後に水をまいたら完成です。

 

4. まとめ

エントランスアプローチを設計する際にはデザイン、プライバシー、防犯を考慮に入れておきましょう。使用する素材はさまざまですが、デザインや利便性にこだわる方にはレンガがおすすめです。

レンガにはさまざまな種類があり、特徴や機能は異なります。「株式会社奥田源松商店」ではオリジナルのレンガや海外製のレンガも取りそろえており、お客様の好みや目的に合わせたレンガが見つけることが可能です。高品質のレンガをお探しの方は、「株式会社奥田源松商店」にお問い合わせください。