2022年02月15日

レンガの道はDIYでも可能?作り方の手順や必要な道具・材料など解説

庭に続くアプローチなどにレンガの道を作り、おしゃれにしたいと考える方も多いでしょう。同時に「DIYは難しい」と考える方も多くいます。しかし、レンガの道をDIYで作るのは意外と簡単で、材料と道具があれば誰でも作れます。ぜひレンガの道をDIYする手順を確認し、素敵な小道を作ってみてください。

 

1. レンガの道をDIYで作る手順

庭に続く道をレンガでおしゃれにしたいと考える方も多いでしょう。実は、レンガの道はDIYでも簡単にできます。もちろん、こだわりたい方はそれ相応の労力は必要です。しかし、簡単なレンガの道なら、手順通りに行えばできるため、ぜひやってみてください。

1-1. 場所を決めて穴を掘る

レンガの道をDIYで作るなら、まず下地作りから始めましょう。道を作りたい場所に線を引く、水糸を張るなどして場所を決めます。場所が決まったらメジャーを使い、必要なレンガの量やサイズなどを確認しましょう。

地面を掘る深さの目安は、路盤材(3~5cm)+川砂(2~3cm)+レンガの高さの合計です。地面にレンガを並べることを想定して、少しレンガが見えるくらいの深さに掘ります。

1-2. レンガで穴を埋める

レンガを並べるときには、パターン通りに並べれば大丈夫です。目地の幅は5~8cm取るか、隙間なく並べるなど方法があるので、好きな方を選びましょう。ただし、レンガのパターンによってはレンガを割って空いたスペースを埋める必要があります。もしレンガを割るのが難しいようなら、最初から1/2や1/3にカットされたレンガを使いましょう。

1-3. 砂入れ開始

レンガの道を作るときには、水平器などを使いレンガを計りながら行いましょう。次に、目地砂を撒いて印をつけ、隙間に砂を入れていきます。ほうきなども利用し、全体に隙間ができないようにしっかりと砂入れを行いましょう。

1-4. 水をかけて仕上げ

砂入れが終わったら、表面全体に水をかける作業に移ります。表面のケイ砂を洗い流す必要があるからです。また、表面から水を浸透させることで、目地が締まり安定します。最後の段階で水をかけるときには、できるだけ水圧をかけないようにし、目地からほかの砂が流れないようにしましょう。

散水ホースを使うなら、シャワーか霧のノズルを利用してください。目地にしっかりと水分が浸透したら、レンガの道は完成です。

 

2. レンガの道づくりに必要な道具や材料とは?

レンガの道づくりには、まずレンガが必須ですが、ほかにも必要な材料や道具があります。どんな道を作るのかでも必要なものは変わりますが、以下に挙げるものは最低限用意しておきましょう。

2-1. 道づくりに必要な材料

レンガの道づくりに必要な材料は、「敷きレンガ」「路盤材」「川砂」「ケイ砂」などです。レンガは必須なのはもちろんですが、路盤材は下地の強度を上げるために使われ、川砂は路盤材で補強されない部分をさらに補強する働きがあります。また、ケイ砂は目地の隙間に投入することで安定感を増せるため、必ず用意してください。

2-2. 道づくりに必要な道具

レンガの道づくりに必要な道具には、「スコップ」「ベニヤ板」「ゴム製のハンマー」「水平器」「水糸」「メジャー」「レンガタガネ」「水撒き用ホース」「コンクリートブロック」などがあります。水平器や水糸、スコップは下地作りに必要な道具です。また、道を平らにするにはハンマーでレンガを叩く必要があります。それぞれに役割があるので、最低限必要な道具として揃えておきましょう。

 

3. 庭にレンガで小道を作るポイント

庭でレンガの道を作るなら、レンガを置く場所、植物とのバランスなどを考える必要があります。また、レンガの小道には種類があるため、道を作る前に予想図なども考えておきましょう。

3-1. レンガを置く場所を確認

レンガの道を作るなら、まず先に確認すべきなのは、平らでつまずかない場所か、雨でぬからないか、水はけがいいかどうかです。道を作る箇所はどこでもよいというわけではありません。レンガがデコボコする失敗を防ぐためにも、先にレンガを置くのに適した場所かを確認しましょう。

もしレンガを置くなら、地面の上に直接置くのではなく、敷砂と砕石がミルフィーユ状に重なるようにします。平らな地面の維持は大切な要素なので、砂なども活用してみましょう。

3-2. 植物とのバランスを考える

レンガの道を作るなら、庭の植物とのバランスも考えましょう。庭の植物の配置によっては、小道が狭くなり、圧迫感を与えるからです。また植物の色も考え、緑が多いならレンガを模様敷きにすると道のデザインも引き立ちます。

まず、植栽にこだわるか、道にこだわるかを決めるのが先決です。そのうえで、どちらかをシンプルにすれば双方のデザインが引き立ち、おしゃれな小道が完成するでしょう。

3-3. 小道にも種類がある?

庭のレンガの道は、花壇と植栽などを区切る役割があり、同時に奥へと誘う役割があります。小道にもいくつか種類があるため、まっすぐな小道にするか、カーブを描く小道にするかを決めておきましょう。

また、小道は庭を散策しながら歩くため、足元で転ばない工夫も必要です。もし対策をするなら、スロープを付けるなどすれば、来客が転ぶ心配も減ります。

 

4. 道をレンガにするメリット

レンガの道にする一番のメリットは、デザイン性が高い点です。レンガによって色やサイズが違うため、デザインしだいでさまざまな道が作れます。またレンガには水はけをよくする機能があり、水たまりが庭にできるのも防いでくれます。レンガの道を作るならお住いの環境に合わせて、吸水性のよいレンガを選ぶのもポイントです。

 

5. まとめ

レンガの道をDIYで作る手順、必要な材料や道具、庭にレンガの道を作るポイントなどご紹介してみました。レンガの道を作るメリットはいくつかありますが、その中でもおしゃれになるのは大きなメリットです。DIYでも作れるため、まずは手順を確認してみてください。ぜひDIYでレンガの道を作り、庭の雰囲気も変えてみましょう。

庭やアプローチの道を作るレンガをお探しなら、ぜひ一度「株式会社奥田源松商店」にご来店ください。他店にはないオリジナルレンガも揃う当店で、道作りに最適なレンガ選びのお手伝いをします。ご用命の際はお気軽にお問い合わせください。