2022年05月15日

レンガ造りの家でおしゃれにするなら?種類や用途・特徴など解説

レンガ造りの家はプロに依頼が必要になるケースもありますが、花壇や玄関アプローチなどならDIYでも可能です。また、レンガとひとくちに言っても、どの部分に使うかで色や種類はしっかりと選ばないといけません。ぜひ、レンガの種類や用途を確認し、家をおしゃれなレンガ造りに変えてみてください。

 

1. レンガ造りの家をおしゃれにする方法

レンガ造りの家を見ると「この家はおしゃれで素敵」と感じる方も多いでしょう。レンガは外壁、庭の花壇や玄関のアプローチなど活躍できる範囲も多くあります。レンガ造りの家に憧れを持つ方は、できる範囲でレンガを使ってみましょう。

1-1. レンガで花壇造り

花壇にレンガを使う方は多く、レンガの中に花が咲いているとよりおしゃれに感じます。花壇の大きさにもよりますが、レンガはサイズ的にも使いやすいと人気です。レンガを使ったDIYとしても簡単な部類に入るため、始めやすいのもメリットでしょう。

地面にレンガを一列並べるだけでもすぐに花壇が作れるため、ぜひおしゃれな庭を作ってみてください。

1-2. 玄関のアプローチにレンガを使用

玄関のアプローチ(通路)にレンガを使用すると、一気におしゃれ感が増します。並び方やデザインなどに個性をだせるため、こちらも簡単にできるDIYとして人気です。レンガをアプローチに使う場合は、セメントなどを使わず、地面に2/3ほど埋めるのがおすすめです。

経年劣化で道がデコボコしたとしても、逆に自然に溶け込むイメージがだせるのもレンガの魅力でしょう。

1-3. 駐車場もレンガで

駐車場は車自体の重さがあるので、使うレンガも強度が高いタイプを使うのがポイントです。もし駐車場にレンガを敷くなら、DIYは無理なので業者に依頼しましょう。レンガを敷く方法には、よくインターロッキングが使われます。インターロッキングとは、セメントなどで固定せずにレンガを隙間なく敷き詰める施工法を指します。

駐車場にレンガを利用するなら、強度は必須なため、施工法も確認したうえで業者に依頼しましょう。

1-4. 門や塀にレンガを利用

門や塀にレンガを利用するケースも多くあります。ブロックを積んでいる家も多く見かけますが、レンガに変更すれば、それだけで洋風のおしゃれな雰囲気が出せるからです。手軽に家をヨーロピアンティストに変更できるため、レンガの門や塀は効果的な使い方でしょう。

もし少しだけイメージを変えたいなら、高さを調節する、アイアンと組み合わせるなどもおすすめです。ただし、強度の問題があるため、DIYでの作業は避けましょう。

 

2. レンガの種類や用途別の特徴

レンガとひとくちに言っても、用途やカラー、積み方などがそれぞれ異なります。以下に、どんなレンガの種類があるのかなど、詳しくみていきましょう。

2-1. レンガの用途は5種類

レンガを用途別にみると、「建築用」「耐火」「普通」「空洞」「セメント」などの5種類に大別できます。建築用レンガは、外壁用としてよく使われるタイプで、吸水性と強度が高いレンガです。また、耐火レンガは1,000度以上に耐えられるレンガで、普通レンガは庭などの敷石としてよく使われます。

ほかにも、空洞レンガは軽量化と装飾に便利で、セメントレンガはレンガ風のサイディングを指すなどの特徴があります。

2-2. レンガは4カラーが主流

レンガを色別にみてみると、こちらは「赤レンガ」「白レンガ」「茶色レンガ」「複数食のレンガ」の4カラーに大別されます。赤レンガはよく見かけるレンガですが、白レンガはイギリスのコッルウオルズ地方で親しまれ、茶色レンガはクラシカルな雰囲気が出せるレンガとして人気です。

また、複数色のレンガは明るい色のブレンドタイプで、積みレンガ特有の雰囲気がだせると人気があります。

2-3. レンガの積み方は4種類

レンガを積むときには、縦に一直線に並べるのが主流ですが、その中でも「フランドル積み」「イギリス積み」「小口積み」「長手積み」の4つに分類されます。フランドル積みとは、小口と長手のレンガを交互に積む方法を指し、イギリス積みは長手と小口をそれぞれ交互に積んでいく方法です。

小口積みはドイツ積みとも呼ばれ、小口の面だけが見えるように積むタイプです。また、長手積みは長手部分だけが見えるように積まれたタイプを指します。積み方1つで風合いも大きく変わるため、ぜひ覚えておいてください。

 

3. レンガはDIYとプロに依頼のどちらがいい?

レンガ造りの家にしたいとき、DIYでするかプロに依頼するかで迷うこともあるでしょう。レンガで家を造りたいなら、作成する場所によって使い分けるのがポイントです。

3-1. 外構のレンガはDIYが安い

レンガで家造りをするなら、外構部分はDIYの方が安くてお得です。たとえば、庭にレンガの花壇を作る、アプローチにレンガを敷きたいという場合は、DIYでも可能だからです。専門的な技術がいらないため、セルフでもデザイン次第でおしゃれに変身します。プロに依頼するよりも安価で仕上がるため、外構部分はDIYがおすすめです。

3-2. レンガ塀はプロにお任せ

外構部分と違い、レンガの塀では設置に条件があるため、専門家以外は難しいと思いましょう。たとえば、DIYで塀を積んでいった場合、レンガが崩れれば他人にケガをさせてしまうからです。事故が起きたときの補償を考えれば、プロに依頼した方が費用も安くなるでしょう。塀が高くなればなるほどDIYは危険なので、費用が多少かかってもプロに依頼がおすすめです。

 

4. DIYでレンガを使うときの注意点

レンガを使えば、バーベキュー用のかまどやピザ窯など利用する範囲も広くなります。しかし、DIYでレンガを使う際には強度には注意が必要です。積み上げたレンガをモルタルで固めるのが一般的ですが、もし可能ならブリックベニア工法(建築用の工法)を使ってみましょう。

構造部の強度を木造軸組などで増せば、DIYでも安心です。それでもDIYの強度に不安があるときは、無理をせず業者に依頼するのがおすすめです。

 

5. まとめ

レンガ造りの家をおしゃれに見せる方法、レンガの用途やカラーの違い、プロとDIYのどちらがいいのかなどご紹介してみました。レンガに変えるだけでも家はぐっとおしゃれになり、花壇や道路の敷石ならDIYでも簡単にできます。しかし、DIYでは不可能な場所がある点には注意してください。ぜひ、レンガの種類などをおさえ、家をおしゃれに変えてみましょう。

レンガ造りの家を作りたいと考えているなら、ぜひ一度「株式会社奥田源松商店」にご来店ください。ほかにはないオリジナルのレンガもある当店で、家造りに最適なレンガ選びのお手伝いをします。ご用命の際はお気軽にお問い合わせください。