2022年08月15日

海外風の家を建てたいなら?レンガの利用法やベースの決め方など解説

海外風の家を建てるなら、レンガを利用すると一気に雰囲気が変わるでしょう。しかし海外風といっても、地域によって北欧風や南欧風など、違いがある点には注意してください。まずはどの国をイメージするかを考えて、レンガを利用するのがおすすめです。ぜひレンガを有効活用して、海外風の家を完成させてみてください。

今回は海外風の家を建てる際に、心得ておきたいポイントなどを解説します。

 

1. レンガなどを利用して海外風の家にする方法

海外風の家に憧れをもつ方も多いものの、工事するとなると費用面がネックになることも多いでしょう。しかし部屋や玄関、洗面所などは気楽に工事ができる場所です。たとえばタイルやレンガなどを使えば、簡単に海外風の家にできます。以下に海外風の家にするポイントなどみていきましょう。

1-1. 黒タイルで個性を出す

黒タイルを階段の壁に貼り付けるだけでも、海外風の家にできます。玄関からも目につくところに、黒タイルの壁を使えば印象的なイメージも与えられるでしょう。もし壁の色が白い場合は、黒タイルの壁が効果的に使えるためぜひ貼り替えてみましょう。家の個性を出すためにも有効な方法です。

1-2. レンガタイルでカフェ風

キッチンカウンターにレンガタイルを使うと、手軽に海外のカフェ風の演出ができます。壁に貼るのも効果的ですが、狭いスペースですませたいならキッチンカウンターもおすすめです。レンガタイルの扱いに不安がある場合は、似た模様に変えられる壁紙を貼ってみましょう。木目との相性もよいレンガが、キッチンを劇的に変えてくれます。

1-3. レンガタイルで玄関も海外風に

玄関を海外風にしたいときにも、レンガタイルが活躍してくれます。玄関に貼るときのポイントは、並び方を変えて不規則なイメージを出すことです。レンガタイルを玄関に貼ったときには、すっきりと整頓するよりも柄物のラグを敷き詰めるなどしましょう。より海外風の家に変身できます。

1-4. 洗面所は機能性を重視

洗面所などの水廻りは水が飛び散る可能性もあるため、機能性も重要です。そのようなときに壁にタイルを貼れば、さっとひと拭きで汚れも取れるため使いやすくなるでしょう。もし海外風の洗面所にしたいなら、白と黒の2色のタイルを貼るなどして工夫してみてください。海外風の洗面所にすれば、インテリアなどにもこだわりやすくなり、素敵な住空間として生まれ変わります。

 

2. 海外風の家ならベースを決めよう

海外風の家は、日本の間取りやデザインとは違い、一種の洗練されたイメージがあります。しかし海外風の家といっても、地域によってかなり差があるものです。どのタイプを選ぶかで、家自体の印象も変わるでしょう。以下に代表的な海外風の家の特徴を解説します。

2-1. 北欧風にしたいなら?

北欧風の外観にしたいなら、大自然と調和するようなコテージ風を心がけましょう。北欧風の外観なら建材は木材がメインなものの、レンガもよく使われます。また北欧では日照時間の短さから、できるだけ日が当たるようにと窓が大きくなることも特徴のひとつです。

もし北欧風にチャレンジするなら、エクステリアにもこだわりましょう。屋根付きの玄関ポーチにするなどもおすすめです。

2-2. 南欧風にしたいなら?

南欧風の外観といえば、白い漆喰の塗壁とレンガ色の瓦屋根がポイントです。南欧の家は内装よりも外観が重視されるため、街並みを作り出す要素にもなっています。強い日差しが照り付ける南欧では、白の漆喰壁が主流なため外壁も白くしてみましょう。外壁に合わせて明るいカラーのレンガを使った屋根にすれば、簡単に南欧風の家に変身できます。

2-3. 北米風にしたいなら?

北米風の外観といえば、横貼りのラップサイディングが特徴的です。アーリーアメリカンとも呼ばれるスタイルですが、色も白やベージュなどの落ち着いた感じが使われます。また北米といえば、玄関前に設置されたカバードポーチも外せないところでしょう。

もしより北米風にしたいなら、窓にもこだわり「ダブルハングウインドウ」や「ドーマーウインドウ」も試してみてください。

 

3. レンガの外壁施工の違いとは?

海外風の家でおなじみなレンガの外壁ですが、施工方法は素材によって異なります。以下に施工方法別の特徴や、どういったシーンで使われるのかをみていきましょう。

3-1. レンガ調のサイディングの特徴

レンガサイディングとは、レンガの模様がついた壁紙を下地に貼り付ける工法を指します。サイディングの隙間にシーリング材を使うのも特徴で、多彩な色やデザインから選べるのはメリットでしょう。また工費が安く工期も短いため、手軽に海外風の家にチャレンジできます。

3-2. 積みレンガの特徴

積みレンガはひとつずつレンガを積み上げる工法で、昔から使われている方法です。レンガを多く使うことで、重厚感や高級感をだせると人気があります。また「耐久性」「耐火性」「防音性」に優れており、メンテナンスが不要な点も人気の秘密でしょう。しかし工費がやや高くなる、大がかりな工事が必要で工期も長くなるなどの欠点もあります。

3-3. スライスレンガの特徴

スライスレンガの場合は、薄くスライスしたレンガをタイル貼りのように貼り付けていく工法です。乾式工法と湿式工法の2種に大別され、外観は積みレンガにもよく似ています。また外観が似ているのに工費や工期はおさえられるというメリットもあります。より手軽に海外風の家にしたいなら、ぜひスライスレンガも候補に入れてください。

 

4. 海外風の家はデザインが魅力

海外風の家といえば、代表的なのは輸入住宅でしょう。外壁をレンガにする・廊下にタイルを使うなどは、日本の伝統的な家屋にはまずみられないデザインです。また海外の家ではペンキを使うことも多く、さまざまなカラーのペンキが揃うのもポイントです。もし海外風の家にしたいなら、アンティーク家具なども揃えて、内も外も海外風にしてみましょう。

 

5. まとめ

今回は海外風の家にする方法や海外風の家にするためのベースの選び方、レンガの外壁の違いなどをご紹介していきました。海外風の家にするなら、手っ取り早いのは外壁をレンガにすることです。ただし海外風とひとくちにいっても、北欧・南欧・北米などがあります。レンガにするだけでは、条件を満たさない可能性もあるでしょう。海外風の家にするならどこの国をイメージするかも考え、レンガの使い道も決めてみましょう。

もし海外風の家にしたくてレンガをお探しなら、ぜひ一度「株式会社奥田源松商店」にご来店ください。ヴィンテージレンガなど海外でも有名なレンガも揃う当店で、お客様の家を海外風にするためのお手伝いをします。ご用命の際は、お気軽にお問い合わせください。